外国人高度人材の就職をサポートする「Mixess」が調べました。「新型コロナウイルスによる在日外国人への影響に関する調査」アンケート~66.3%の外国人の方が「仕事・給与が減った」と回答~
外国人人材の就職・教育領域の事業を国内外で展開する株式会社JELLYFISH(本社:東京都品川区)は、自社運営の外国人向け転職・求人サイト「Mixess」を活用し、7月現時点の在日外国人を対象とした新型コロナウイルスによる生活への影響についてのWEBアンケートを、2020年7月10日~20日に実施しましたので、調査結果をご紹介します。
日本での新型コロナウイルスの初感染から半年以上が経過、その間、緊急事態宣言の発令と解除、そして現在第2波の感染が注目されている中、経済停滞による影響で企業の倒産と失業者の増加は更なる悪化の一途をたどっています。
弊社は、 前回4月に実施した「コロナウイルスの影響に関するアンケート」のアップデート調査として、 この環境下における在日外国人の方のリアルな現状について 再調査致しました。
【調査概要】- ・調査名 : 「新型コロナウイルスによる在日外国人への影響に関する調査」
- ・対象者 : 転職・求人サイト「Mixess」登録者及びSNSの外国人ユー(https://mixess.jp/)
- ・調査方法 : ウェブ及び電子メール調査
- ・回答数 : 249名(在日外国人のみ)
- ・調査期間 : 2020年7月10日~20日
- ・調査目的 : 日本で働くもしくは生活をしている外国人が、新型コロナウイルスの感染拡大で不安に感じていることを調査し公開することにより、在日外国人の不安解消の一助として役立つ事、また調査結果を受けての不足情報提供に繋げるために実施。
- 1.最も不安に感じているのは「入国・出国の制限(57.8%)」で、入・出国制限の緩和時期を一番気にかけている様子が伺えます。4月に実施した「不安」に対する質問では、「仕事(64.8%)」が1位、「入国制限(22.7%)」は6位でしたが、コロナ禍におけるこの数か月の在日外国人の方の変化がこの質問で見て取れます。
- 2.「仕事・給与が減った」という回答が66.3%の最多となり、「休業になった」は44.1%で前回調査(14%)の実に3倍に達しています。4月調査時よりも企業経営が更に悪化していると考えられます。
- 3.日本政府発信のコロナ関連情報は3%の方が入手、そして34%の方が、政府が出している感染者接触アプリ存在を知らないという回答でした。
- ・日本の規律は素晴らしいということもあり、他の国よりもルールを順守しているので、成功したと思う
- ・日本人(すべてではない)は非常に規律があり、社会的距離やマスクを着用するなどのルールを守っている
- ・日本政府の「外出自粛要請」と「3密を守る行動」に意味がないと感じている。距離を保つようにと言われているが出勤時の電車はいつも通りの満員で全く防げていないと思う。